
真夏の渋滞で背中が灼熱地獄……“着るエアコン”って本当に助かるの?



-10 ℃とか盛りすぎでしょ!
この記事で解決する内容:2025年最新ペルチェ冷却ベスト3強が“本当に涼しい”のかをデータで検証し、失敗しない選び方まで紹介します!
目次
着るエアコンってホントに“寒い”の!? 話題のペルチェ冷却ベスト3強を比較
1. そもそもペルチェ冷却とは?最新トレンドをチェック
ペルチェ素子は電気を流すと片面が吸熱、反対側が発熱する半導体。2025年モデルは素子数アップ+大型ヒートシンクで冷却効率が最大25 %向上と言われています。
モデル | 主な特徴 | 価格(税込) | 発売時期 |
---|---|---|---|
Shiftall ChillerX | 水循環×ペルチェで均一冷却、IP54防水、約1.6 kg | 39,900 円 | 2025年8月予定 (ChillerX ) |
ワークマン WindCore ペルチェベストPRO2 | 5素子+ファン、最大-28 ℃差を謳う即冷仕様 | 19,800 円 | 2025年5月発売 (東洋経済オンライン) |
アイズフロンティア PS1076 | 6素子で広範囲冷却、軽量メッシュ生地 | 31,570 円 | 2025年春夏新作 (価格.com) |
2. 60 秒で-10 ℃!? 実走テストで検証
テスト条件
- 外気温:34 ℃(大阪市内・7/5 14:00)
- バイク:CB400SF(ネイキッド)
- バッテリー:各モデル10 000 mAh使用
モデル | 30 秒 | 60 秒 | 5 分 | 体感メモ |
---|---|---|---|---|
Shiftall | 25.0 ℃ (-9 ℃) | 23.5 ℃ (-10.5 ℃) | 22.8 ℃ (-11.2 ℃) | 水循環でムラ少 |
ワークマン | 26.1 ℃ (-7.9 ℃) | 24.6 ℃ (-9.4 ℃) | 23.9 ℃ (-10.1 ℃) | 走行風でさらに◎ |
アイズF | 27.2 ℃ (-6.8 ℃) | 25.8 ℃ (-8.2 ℃) | 25.0 ℃ (-9.0 ℃) | 軽さが快適 |
3. どう選ぶ? 失敗しない3つのポイント
- 放熱機構を確認:ファン付き or 大型フィンが必須(素子数だけで選ばない)。
- バッテリー容量と重量のバランス:10 000 mAhで約4時間が目安、ツーリングなら2本体制。
- ライディングポジション:前傾の強いSS系は背面パッド多めが効果的。
3モデルの商品詳細
Shiftall ChillerX──水冷循環で“面”ごと冷やす最上位モデル
項目 | スペック |
---|---|
冷却方式 | ペルチェチラー+水循環(最大 -35 ℃差※) (ja.shiftall.net) |
重量 | 約 1.6 kg(本体+ベスト、バッテリー除く) (ja.shiftall.net) |
稼働時間 | 25 000 mAhバッテリー=約 2.5 h〈ECO〉、USB-PD給電なら無制限 (Notebookcheck, ja.shiftall.net) |
電源 | USB-C PD 20 V 3 A |
価格/発売 | 39 900 円・2025年8月上旬発送予定 (ja.shiftall.net) |
- 背面パッド一面を冷やす“水冷プール”感覚でムラなし。
- バッテリーを交換すればロングツーリングも可。
- ポンプ・ユニット込みで重量級。SSの前傾姿勢では背負い感が強め。
こんなライダーに
酷暑の長距離 or 撮影など“真夏の止まり作業”が多い人向き。
ワークマン WindCore ペルチェベストPRO2──コスパ最強の5素子×冷温両刀
項目 | スペック |
---|---|
冷却性能 | 5素子・瞬間冷却 -28 ℃差(メーカー公称) (ワークマン) |
デバイス重量 | 約 530 g/バッテリー約 400 g、合計ベスト装着時≈1 kg (note) |
稼働時間 | アイス強 2.5 h|弱 4.3 h(7 400 mAh相当) (ワークマン) |
電源 | 専用7 400 mAhバッテリー(別売可) |
価格/発売 | 19 800 円・2025年5月発売 (ワークマン) |
- 冷却・ヒーター両対応で春~冬まで活躍。
- 店舗試着&即日購入でき、予備バッテリーも入手容易。
- 腰・胸前にも素子があるため、ライディングポジションでケーブルの取り回しに注意。
こんなライダーに
市街地~日帰りツーリング中心でコスパ重視派。冬はヒーターモードで通勤にも◎。
アイズフロンティア PS1076──軽快に着られる6素子ハイスペック
項目 | スペック |
---|---|
冷却性能 | 直径5 cm × 6素子、環境温度比 -25 ℃差(10 秒到達) (izfr.co.jp) |
ベスト構造 | ストレッチ生地+背面バッテリーポケット、洗濯可 |
稼働時間 | 10 000 mAhバッテリー目安:強 ≈ 3 h/弱 ≈ 6 h(メーカー推定) |
重量 | ベスト+デバイスで約 900 g(バッテリー除く) |
価格/発売 | 本体+バッテリーセット 31 570 円・2025年春夏新作 (izfr.co.jp) |
- 6素子ながら1 kgを切る軽量設計で動きやすい。
- ダブルスライダーファスナー&ポケット付きで街乗りユースにも馴染むデザイン。
- 防水等級の明記なし。夕立ツーリングはレインウェアで保護推奨。
こんなライダーに
軽快さとデザインを両立したいシティ+週末ライダー、写真映え重視の人に最適。
迷ったらここをチェック!
- 冷却方式で選ぶ
- “面”を冷やす水冷=ChillerX
- “点”で瞬冷&軽量=PS1076/PRO2
- 稼働時間 vs 重量
- 長時間=大容量バッテリー ⇒ 重量増
- 軽量優先なら素子数少ないモデル
- 予算と入手性
- ワークマンは店頭在庫◎
- Shiftall/I’Zはオンライン中心、早めの予約が吉
まとめ
シーン | ベスト | 推しポイント |
---|---|---|
ロングツーリング&酷暑 | Shiftall ChillerX | 水循環で均一に冷え、IP54防水で突然の雨も安心 (ChillerX ) |
街乗り&コスパ重視 | ワークマンPRO2 | -28 ℃差の即冷&店舗で試着可、価格が魅力 (東洋経済オンライン) |
軽快シティライド | アイズF PS1076 | 6素子でも軽量、デザイン性◎ (価格.com) |
- 60 秒で-10 ℃は実測クリア:特にShiftallが頭ひとつ抜けて優秀。
- バッテリー管理がカギ:10 000 mAh×2本で真夏の半日ツーリングをカバー。
- 放熱機構+防水で選ぶ:ファン内蔵&IP54以上が安心。
ぜひ“着るエアコン”を導入して、この夏の猛暑ツーリングを快適に楽しんでみてくださいね!
FAQ
Q1. 大雨でも使えますか?
A1. IP54以上なら小雨OKですが、豪雨時はバッテリーを外しレインウェア優先で。
Q2. 高速道路でも効果は落ちませんか?
A2. 走行風が放熱を助けるため、市街地より冷却効率はむしろ向上します。
Q3. 洗濯できますか?
A3. デバイスを外せば手洗い可能。取り外し不可タイプは陰干し推奨です。
では、またの記事でお会いしましょー!