【保存版】ギボシ端子(メス)の正しい付け方
ギボシ端子はバイクや車の電装DIYでは定番の接続部品です。しかし、正しく取り付けないと導通不良やショートの原因になります。
この記事では、初心者の方にもわかりやすいように、写真付きで失敗しないギボシ端子(メス)の取り付け方を手順に沿って丁寧に解説します。
かっこいい電装系のカスタムしたい時、必ずと言っていいほどギボシが絡んできますよね、、、
いきなりはできないのでしっかりと練習しましょう。
✔ 本記事でわかること
- ギボシ端子の構造と役割
- 必要な道具と選び方(防水タイプとの違い)
- かしめる位置・力加減・よくあるミス

電装関係って難しそう….



たしかに….でもしっかり知識入れたら意外とできるよ



本当?まず、ギボシってなに?



電装関係のカスタムをする上で基礎になる部分だよ



カスタムする上で最初の壁かもー



かんばります…….
必要なもの
リンクになっているので必要なものは揃えましょうー
通常のギボシか防水タイプかは、使う場所によって変えましょう。
- ギボシ端子セット
必要なもの 工具
- 電工ペンチ


使う工具は写真の電工ペンチを使用します。
今回は、写真の通りの2部分を主に使用します。
① ケーブルを準備する
まずは、ギボシ端子を取り付けたいケーブルを準備します。被覆を5〜7mmほどむいて、銅線を出します。


② スリーブを通す
かしめる前に、スリーブをあらかじめケーブルに通しておきましょう。後で忘れるとやり直しになります。


③ ギボシ端子をかしめる
ギボシ端子は2つのツメがあり、このうちひとつを配線コードの被覆にかけて、もうひとつを芯線にかけるようにしないといけません。
位置は赤い被覆が1つ目のツメにちょうどかかるぐらいにします。
写真の位置を必ず守るようにしましょう。
紫丸の部分を電工ペンチでしっかりかしめます。
▶ コツ:赤い被覆が端子の外周に軽くかかる位置に合わせ、2段階でしっかり圧着。
おすすめの順番:
- 1.25〜2.0mmの穴で仮押さえ
- 0.5〜0.75mmの穴で本締め(芯線)
NG例: 芯線がはみ出している、圧着が甘くて端子がクルクル回る/html]




④ ギボシ端子をかしめる
次に、青丸の部分を電工ペンチでしっかりかしめます。
方法は先ほどのとほぼ同じです。
①まず、3.0と書かれた穴で軽くつぶします。
②次に、1つ小さい穴1.25-2.0に移して、ここで本締めします。
抜けないか確認することが大切です。




④ スリーブを戻して完成
ギボシ端子のかしめが終わったら、スリーブを戻して、完成です。


まとめ|失敗しないためのポイント4つ
- ケーブルの剥きすぎに注意(5〜7mm程度)
- チューブは必ず先に通す
- 芯線と被覆を正しいツメでかしめる
- 最後は引っ張って抜けないか必ず確認
上記を守れば、DIY初心者でも安全・確実にギボシ端子を取り付けできます。
よくある質問(FAQ)
Q. どの端子を選べばよいですか?
A. 屋外や水がかかる場所では防水タイプのギボシを使用しましょう。
Q. 電工ペンチはどれを選べばいい?
A. 最初からいいものを買わなくて大丈夫です。エーモンさんのが安いです
Q. 間違ってかしめてしまったら?
A. 一度かしめた端子は再使用不可。必ず新しいものに交換しましょう。


では、またの記事でお会いしましょうー!